天目山
滝入ノ峰

1576.0m
1309.9m

(東京都奥多摩町)

2017. 5.21

 
直線上に配置

東日原バス停→分岐→滝入ノ峰→横篶山(1289m)→一杯水避難小屋→天目山(三ツドッケ)→巻き道を戻る

                                                                                                                 コース地図


  東日原へのバスは大混雑、増発されて4台。 幸い2台目に座ることができた。 立っている人はギュウギュウ詰め。 登る前から疲れてしまいそう。  


バスから降りた人たちはほとんど先へ進んで行く。 天目山を目指すのは数パーティー。 バス停から少し戻ったところが登山口。  






案内板に導かれて山に取りつく。 初めは急坂をジグザグに登って行く。 風がないので汗が吹き出す。







  コースは滝入ノ峰を巻いているが三角点を確認したいので標識のある所で左にあるわずかな踏み跡を登る。 標識に案内はない。 急坂を登って行くと踏み跡は消える。 歩きやすい所を見つけて上へ上へと登ってゆく。 やがてやせ尾根になる。  






  尾根が広くなり坂は緩やかになるが距離が長くなかなかたどり着かない。 ピークを越えて登り返すと山名板があってホッとする。







  綺麗な三角点が石で囲まれていた。 先に進むと岩が出てきて歩きにくい。 尾根が細くなってきたので右の斜面をトラバースする。 下に巻き道が見えてきたがあまりにも急な斜面でどこから下りていいのかわからない。 木につかまりながらやっとの思いで巻き道に合流。  






  コースは横篶山(よこすずやま)1289mを巻いているので上に登り上がって見たがピークには太い木があるだけで山名板は見当たらなかった。  






標高が高くなるとツツジが現れたがミツバツツジが数本咲いているだけでほとんどが蕾だった。







一杯水避難小屋に到着。 中はとても広く綺麗だ。 トイレもある。







小屋の真後ろから尾根に取りつく。 岩場になり、登り着いたところは手前のピーク。 いったん下って登り返す。






天目山に到着。 山頂は笹藪で展望はなかったのですが、ある人が「このような素晴らしい眺望があるのにそのままにしておくのは忍びない」と周りの木、170本を無断で伐採したおかげで展望が得られるようになりました。 後に人からそれは違法行為だと聞かされ、営林署に自ら申告し東京都と埼玉県に罰金30万円を払ったそうです。現在は崩れた登山道を修復されているとのこと。












下山は巻き道を下る。 落ち葉が積もった斜面を延々とトラバース。 同じ景色ばかりであきれるほど長い。














途中こんな木があった。 すごい生命力だ。



膝が疲れてくるころ、ようやくバス停にたどり着いたがバスは5分前に出たばかり。 一時間待ちとなった。
バスを待っていると次々と登山者が下りてくる。 雲取山から12時間かかったという。 その体力には脱帽だ。


このコースは途中、見るものもなく長いだけ。 登山者が少ないのもうなづける。
 

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