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津森山
人骨山
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336m
292.4m
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(千葉県鋸南町)
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2019. 1.20
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をくづれ水仙郷→八雲神社→津森山登山口→津森山→
人骨山登山口→人骨山→往路を戻る→をくづれ水仙郷
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大きなスズメ蜂が死んでいた。この辺に巣があるのだろうか? |
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この曲がり角はわかりにくい。そして少し先を右に分岐している道に入る。 |
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途中、景色が開けた。左は伊予ヶ岳、こちらから見ると千葉のマッターホルンには見えない。右は里見八犬伝で有名な冨山。 |
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津森山頂上に到着。ここも展望はあるが少し先に展望地があるのでそちらに行ってみる。 |
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展望地からは人骨山が目の前に見える。
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「人骨山」 山名の由来 ⇒ ⇒
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この山には昔から鬼が住んでいて、毎年節分の日になると『娘を人身御供に差し出せ。もし今夜のうちに人骨山の頂上まで連れて来ないと村中に大きな災いが起きるぞ』と書き付けを村人の家に投げ入れた。村人達は夜がふけるのも忘れ相談したが良い知恵が浮かばない。
そのうち泣き伏していた娘が『私が犠牲になっても、村の難儀が救えるのなら、私は山へ参ります』と、両親や村人の止めるのを振り切って提灯を手に山へ登って行った。
娘は帰って来ませんでした。そんなことが毎年続き、村から娘が消えて行きました。
あるとき国々を巡礼している旅の修験者がこの村に来て『私はこれと同じ話を琵琶湖のほとりで聞いた事がある。その村では子牛程もある猛犬を使ってこの悪魔を退治したと聞く』と話した。
喜んだ村人達は旅の支度もそこそこに遠い近江の国(現 滋賀県)まで行き、ドン太郎という犬を借りて来た。その翌年の節分の夜、いよいよ犬を山へ追い上げた。その夜は山が一晩中蝎動し、村人達は恐れおののいて一夜を過ごしたというが、明け方には静まり、ドン太郎も無事戻って来た。
しかし村人は娘を差し出した家の両親や兄弟の心情を思い、節分の日を思い出す行事はしない事にし、今でも大崩の畑地区では節分の日に豆まきをしない風習が守られているという。
その後、山には鬼に喰われた娘達の骨が残っていたために、人骨山と呼ばれるようになった。 |
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山道に入る。ヒル注意の看板。こんな所までヒルがいるようだ。 |
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細い尾根になる。左は植林だが右の木は根本から何本にも分かれている。 |
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頂上直下はすごい急坂。滑りやすいので太いロープが張ってある。 |
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人骨山の頂上に到着。背丈ほどもあるカヤトが繁っていて狭い。 |
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山頂からの展望。
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下り着いた所には簡易トイレが設置されている。地元の人が私費で設置したとのこと。 |
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