苗場山

2145.2m

(新潟県湯沢町)

2019. 8.18〜19

 
直線上に配置

祓川→和田小屋→下ノ芝→上ノ芝→神楽ヶ峰→雷清水→ヒカリゴケ→苗場山(泊)→往路を戻る→祓川



祓川駐車場は満車状態、かろうじて空きを見つけ駐車。料金500円は帰りに箱に入れるようになっている。


  駐車場の前にトイレがあり、その横が登山口。この道は湿っているが車道は日差しが強いのでこちらを選ぶ。  




  鬱蒼としていて蒸し暑い。道がえぐれているのでぬかるんでいる。  


  ヤナギランが終わりかけていた。  





車道に出た所で、団体さんを迎えに来たバスが 「乗っていきませんか」 と声をかけたくれた。和田小屋までクーラーの効いた車内で快適に移動できた。
   感謝 ヽ(´▽`)/


  スキー場に道が続いている。
日当たりがよく暑そう。
 



  スキー場を登り切ると木道になる。風が通らず相変わらず蒸し暑い。  


  その先は根っこの道。汗が滴り落ちる。  





  続いて濡れた岩の道。  


  水たまりにカエルがいた。  





  六合目に到着。  


  岩がゴロゴロしていて歩きにくい。思った以上に足が疲れる。  




  所々に花が現れる。  オヤマリンドウ。  


  アカモノ。この実が食べられることから、赤桃がなまったという説がある。  




  小広い所に出たので下ノ芝かと思ったが違っていた。もう少し歩きにくい道が続く。  


  ようやく下ノ芝に到着。長く暑い道中だった。  




  ホッと一息。ここで昼食休憩。  


   





  七合半に到着。これは目安になってありがたい。  


  ヤマハハコ。  





  中ノ芝に到着。この辺は歩きやすくなってきた。  


  休憩できるようになっている。  





  上ノ芝に到着。  


  岩場の下り。股スリ岩と名付けられているが尻スリ岩のほうがあっているような...。  




  無事に通過。  


  眼下にカサツ湖が見える。水の色がきれいだ。  





  八合目にある神楽ヶ峰の山頂標識。しかし本当の頂上は10m程登った所。  


  神楽ヶ峰 2030m の山頂。
笹が繁茂し地面が見えない。
 




  まもなく雷清水。この水が流れて行くので下りの道が濡れていて滑りやすい。  


  水量は豊富。冷たくておいしい。ペットボトルを満タンにする。  





前方に苗場山が見える。山頂手前はかなり急だ。しかもここから一旦下らなければならない。





  下った所はお花畑。  


  ホソバコゴメグサ。  





  シモツケソウ  


  咲き終わってもきれい  


  ヒメシャジン  





ナンタイブシ (トリカブトの一種)


  タカネナデシコ  


   





   


  ウツボグサ  


  ウメバチソウ  





  九合目に到着。あと少しだ。  


  頂上付近の登りはかなり急だ。この坂を雲尾坂という。  




  稜線の右手側(北側)から雲が湧きやすいので、この名が付いたと言われている。  


  頂上直下で岩の間をのぞきながら登る。
ヒカリゴケ発見。
 




暗いので苔の様子は見えず光だけが確認できた。


  その上にも、もう一ヶ所あった。  





  そして山頂の一角に飛び出す。  


  湿原は一面に笹が覆っていて遠くにワタスゲが見えるのみ。  




  池塘が現れた。いい雰囲気。分岐を山頂に向かう。  


  一等三角点  苗場山  2145.23m  





  頂上で記念写真。  


  山頂ヒュッテで宿泊の手続きを済ませ湿原散策に行く。  




  岩にはめ込まれたレリーフと石碑。大平晟翁は登山の振興に貢献した人物。役行者は修験道の開祖と言われている実在の人物。  


  山の上とは思えない広大な湿原。
昔登った時はもう少しきれいな湿原だったように思うが今は笹がかなりの面積を占めている。
 




遠くに池塘がたくさん見えるがそこへ行く木道がないのは残念。





  木道はかなり痛んでいるので注意して歩く。  


  今、修復作業をしているようで新しくなった木道。  



山頂ヒュッテは13名の宿泊で快適だった。



翌朝、天気が怪しいので長居はせず、一段下の木道を通って下山にかかる。





  岩を下る。歩きにくい道だ。  


  どんどん下る。  









時々現れる花が疲れを癒してくれる。





  前方に先行者が見える。あそこが鞍部。  


  下りきっていよいよ神楽ヶ峰への登り。  





  足下に面白い石が。足の指に見える。  


  松本喜之七と酒井由朗の両氏は昭和5年4月にスキーによる苗場山初登頂をし、この山を世に紹介。業績をたたえて建立された顕彰の碑。  




  下ノ芝からは湿った岩の長い下りが続く。  


  ようやくスキー場に下ってきた。  





  和田小屋に到着。営業中との旗が立っているが、しまっていてトイレも使えない。  


  帰りは舗装道路を下る。雨を心配していたが晴れてきて暑い。日傘をさして祓川駐車場へ。  


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